Master's Laboratory
Master's Laboratory
2002-12-17 Tue

非公式HPな感じを出すためにトップページにやってきました。
でも単にマスターのページだったらつまらないですよね。だ
からこれからもアットホームな感じで行きたいと思います。
これからも変わらぬご愛顧を。
今回からは非公式をアピールするために暫く音響の話を続けたいと思います。
無視しちゃってかまいませんよ。
今日はうちらの音の作り方、県大バージョンで。

まずは、MEについて。
MEはほとんどサントラ等々CDからとっています。
だいたい30枚くらいのCDの中から選んでいます。
で、曲を入れる場所ははじめから考えておきます。
適当に聞いて良い曲があったら、MDに数十曲まとめて入れます。
そして吟味して最後に残った曲を採用します。
ここまではごく普通のプロセスです。

で、今回の聞き所は、SEだったと思います。まず複数の音(波、河、時計、歌)を合成するのには、パソコンの編集ソフトを使いました。
その編集ソフトで、編集してしまいます。
最後にディレイやリバーブをかけて空間操作しています。

それをCDにいったん落としてMDに録音しています。
うさぎの葛藤だけはこれで作りませんでした。これは生録しています。
CDとマイクをミキサー(正確にはテープMTR)を通してMDに録音しています。
ちなみに録音場所は校舎の放送室でしています。
人の通りが多いのでとてもノイズが酷いです。聞けば聞くほど分かります。
今回作るのに感じたことは、音楽を再生しながら録音できるMTRの必要性です。
うさぎの声だけじゃなくてその他のシーンでも十分に使えると思いました。
やっぱり機材はそれなりの物が必要ですよ。

今回は用語解説を入れます。
MTR=マルチ・トラック・レコーダ MDは2chですが、16ch位をまとめて録音する機械です。アーティストがCD作るときにも使います。失敗したところだけを取り直せるので演劇用にも使えます。
リバーブ=俗に言うエコーのことです。
ディレイ=山びこと考えてください。
SE・ME=サウンドエフェクト・ミュージックエフェクト=効果音とBGMのことです。
ミキサー=その名の通り音を混ぜる機械です。