Master's Laboratory
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2002-12-19 Thu

今日は今までに経験した機材のトラブルから学んだ鉄則を。

1.TRSは弱い
TRSというのは俗に言うジャック(イヤホンとかのあれ)です。
うちの学校のワイヤレスレシーバーからアンプに接続しているジャックが接触不良気味です。
あれは接続する部分に触らないことがあるのです。オスもメスも製造が簡単なので安いのですが、接触が凄く悪いです。
しかも断線しやすいのです。オーディオに強い人は解ると思いますが、あれはかなり断線しやすい。
だからプロ用は全てXLRを使っているのです。


2.RCAはオス・メス両方とも弱い
RCAと言うのは俗に言うピンジャックのことです。
中学2年の時の体育大会の時のことです。
旧体育館の器具庫(機材はそこに保管していた)でCDからMDに録音するのにCDとアンプをRCA-TRSステレオで、CDとMDをOPTICALで接続していました。
それでアンプとスピーカーを接続して適当な音量に合わせていました。
しかしそれは誤りでした。接触不良のせいで定格よりも実際よりも信号が弱かったのです。
友人が謝って線に触れたその時でした。接触が良くなって信号が強くなり、音が爆発的に大きくなりました。
運良く一瞬でもとの接触不良の状態に戻り何とか大丈夫でしたが、スピーカーに近くその音は新潟ビッグスワンの1列目でB'zを聞いたとき並みにハードでした。
原因はRCAのメスにありました。それが不良でした。
見た目は結構丈夫そうなのに実際は結構壊れ易かったんですね。

3.テープは使うな
今の時代テープを使っている人は少ないと思いますが、いつぞやの体育大会あったのがRECボリュームが小さくてアンプを限界まで上げても思ったような音を得られないことがありました。
ボリュームを大きくすると必然的にノイズも大きくなりますからこれはよくありません。
MDだと特別アナログ録音しない限りはボリュームが一定になりますが、不便なこともありますね。でも、やはり安全なのはやはりMDです。
音質は良くないと思いますが、演劇用では十分だと思います。

4.ワイヤレスマイクの混在禁止
中学の時にモー娘。のメドレーを学年の選抜者で踊ったことがありました。
もちろん私は音響でしたが。その時責任者であった私は踊り手から1人1本のマイクをくれとお願いされました。
むろん放送局ではないのでそんな十数本もあるわけがありません。学校自体には16本近い物がありました。
そこで考えたのが、1chに複数本のマイクを入れるという荒技でした。
しかし音質が悪くなるのと、先生方からの強い反対で話は消えました。
でも、マイクを混線させるとこんなことになるのですね。
恐らく有線を混線させても問題はないのでしょう。

5.葬式は音響に勝つ
中学の時の話です。
体育大会の横で御葬式をされていました。
徹夜して作った曲のMDは水の泡となりましたとさ。ちゃんちゃん。
御葬式は強かった。御葬式はないのに越したことはありません。