Master's Laboratory
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2002-12-21 Sat

今日は劇場にあるスピーカーについて解説を。
最近ネタ切れ気味です。だからこんなにも初歩的な物に走ってます。
スピーカーなんて”標準の”でイイやと思っているあなたは正しい(笑)

1.プロセニアムスピーカー
会場の正面上方真ん中にあるスピーカーです。
通常は左右チャンネルを同時に出力しています。基本セットの1つです。

2.カラムスピーカー
会場の左右にあるスピーカーです。
通常は右には右チャンネルを、左には左チャンネルを流します。当たり前ですが。
基本セットの1つです。

3.フロントスピーカー
会場のステージ下にあるスピーカーです。
たぶん左右のチャンネルを同時に出力します。

4.サイドスピーカー
会場の左右の壁に組み込まれたスピーカーです。通常チャンネルとサイドを対応させます。
使い方次第で武器になるスピーカーだと思います。

5.シーリングスピーカー
会場の天井に埋め込まれたスピーカーです。このスピーカーも使い方次第で戦力になります。

6.固定跳ね返り
ステージにだけ聞こえるスピーカーです。

7.モニタースピーカー
音響室・照明室にある音声が聞こえるスピーカーです。
普通はエアモニタの音声を流しているような気がします。

といろいろスピーカーの話をしてきましたが、実際客がどの程度気を使っているかは微妙です。
2002年の県大会で中部高校はシーリングを使いましたが、殆ど誰も気付いていないような様子でした。
だから、相当はっきりと使わわけないとメッセージは伝わりません。
しかし、左右をぐるぐる回る様なイメージを再現すれば相当使えるのでは無いでしょうか。

モニターと書きましたが、ヘッドフォンもモニターだと思いますし、自分の耳もモニターになると言えばなります。
実際に会場に聞こえているかどうかは聞けば良いのです。
スピーカーは本当に武器になると思います。
自分は技量が足りないので全然人に気付いてもらうことは出来ませんが、皆さん頑張ってください。